マーケティングインフォメーションコミュニティ(MIC、増田信夫社長、横浜市都筑区)は、「ニコニコレンタカー」の直営6店舗に着脱できる手動式運転装置を導入した。足が不自由なドライバーの運転を可能にするもの。他社でも導入したケースもあるが、一部地域に限定。広い地域での導入はニコレンが初となる。足が不自由なドライバーは一般的に改造した車を所有するが、旅行先などでは対応できる車の確保が難しく、運転の機会を逸していた。ニコレンではそうしたニーズにも対応するため導入を決めた。バリアフリーなレンタカーサービスを提供し、より多くのドライバーが運転できる環境を整備する。(村上 貴規)
ニコニコレンタカーを運営するマーケティングインフォメーションコミュニティ(MIC)は、7月4日より直営店6店舗で、脱着可能な手動式アクセル・ブレーキ「ハンドコントロール」を導入し、バリアフリーなレンタカーサービスを開始した。
ハンドコトロールは、ニコ・ドライブが製造・販売する車いす利用者向けの運転補助装置で、取付工事や車両の改造は不要。手ですぐに脱着でき、押すとブレーキを、引くとアクセルを操作できる。かわさき基準福祉製品認証を取得し、安全性も保証されている。
障害者差別解消法の施行に伴い、MICでは全国に先駆けて車いす利用者が好きな車を選択でき、その場で設置、すぐに運転できるハンドコントロールを導入。事前予約をすれば、各店舗スタッフが空港や駅まで利用客を迎えにいく。
《レスポンス 纐纈敏也@DAYS》