ニコニコレンタカー直営店舗11店を運営するマーケティングインフォメーションコミュニティ(MIC)は、直営全店のフロントスタッフを集めて「第1回ニコニコレンタカー直営店フロントコンテスト」を21日に開催した。
ニコニコレンタカー全加盟店(全国で現在1400超に拡大)の手本となるスタッフの育成に傾注するなかで、生え抜きのフロントスタッフを集めて初めて開催したコンテスト。冒頭のあいさつで増田信夫社長は「格安レンタカーでは現在、価格だけではなくサービスの品質が一段と重要になってきている。ニコレンのリーディングカンパニーであるMICが、率先して接客技術の向上に努めることで、CS(顧客満足)ナンバーワンレンタカーの成長に貢献していく」と述べ、フロントサービスの質的向上を目指すうえでコンテストを開催する意義を強調した。
直営店舗11店(SS兼業店×5、ニコレン専業店×6)から各1人ずつ代表者が参加し、来店~出発対応および帰着対応のオペレーションを披露した。各スタッフが普段から店頭で実践し、それぞれに工夫を凝らした接客トークが1人13分間の持ち時間内で繰り広げられた。「定額ニコノリパック」の案内や目的地に沿った観光案内など、兼業店・専業店別の特別事項を含む多項目について、増田社長やレンタスの小林社長など審査員5人が採点した。
厳正な審査の結果、上位5人と特別賞(ギャラリーによる投票で選出)を決定。上位入賞者(敬称略)は▻最優秀賞と特別賞=吉田和(長崎空港店)▻優秀賞=野平道代(新横浜駅店)▻3位=酒巻真美(センター南店)▻4位=野島千栄子(仲町台店)▻5位=松浦徹(成田空港店)。各スタッフにMICとレンタスから表彰状や賞金が贈られ、全スタッフに参加賞が渡された。
レンタスでは今回のコンテストの実績をふまえ、上位入賞者のオペレーション内容を業務マニュアルに反映させるなどして、全国のニコレン加盟店のCS意識向上・接客技術向上につなげていく方針だ。また全店を対象にしたフロントコンテスト企画も今後、検討していく。