マーケティングインフォメーションコミュニティ(MIC)は9月以降の地方開催を含めSSトップセミナー2014を展開しているが=既報、東京など先行開催でSS支援として提案したサービスに「ポスタリカ」などがある。セミナー本編はDMやミラーリングなどアナログ手法に再注目する内容だったが、それに合わせSS向けに提案する新規・強化サービスを訴えた形だ。
ポスタリカはDM強化の一策として提案。DMには費用対効果の高さや初期投資の低さが利点としてある一方、継続面では最適な内容を適宜発信しないとコストが膨らむ点を指摘する。同社が解決策として打ち出すのが多品種・少量印刷」の手法で、ポスタリカは顧客・車両管理データベースのクラウドシステム上で稼働するのが特徴だ。
クラウドシステムは車番認識システム「NXEYES」とも車検証や来店・購入履歴データ管理で接続しており、NXEYESと連動させれば車検証など各種履歴の登録まで自動化できるのが強みと説く。ポスタリカ単独でもデータ登録(入力代行も可能)は可能だが、NXEYES連動では来居履歴から「稼働客」のみを抽出して自動でDM発信できるなど、より効率的な使い方が可能だ。
ポスタリカ自体には車検告知、リピーター、早期予約などタイミング別にDMを少量印刷し、対象客を選別して発信する機能がある。アナログ手法のDMを、NXEYES連動など先進的なクラウドシステムで支える取り組みは、セルフ化など省力化しつつ油外拡販を進める必要があるSSから一層の支持を集めそうだ。