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メディア掲載記事

燃料油脂新聞2013年12月13日掲載

ブランド認知拡大へ
楽天と提携などPR強化
レンタス

 レンタスは「ニコニコレンタカー」FCの新販促戦略の一環として、楽天トラベルでの予約対応や、FCカラーの自販機導入などを新たに提案強化中だ(エントリー制)。

 同社は加盟店の広告宣伝分担金をベースとしたPR活動として、ネット対策や全国統一の販促活動を強力に展開し、成果報告を加盟店側に開示するのが特徴だ。前期(2012年10月-2013年9月)はWeb・看板広告・ユーザー還元( ポイント提携やキャンペーン)対策などに合計約1億2,000万円を投じたが、今期も加盟店数の拡大にともない一段の販促強化に取り組む。

 活動内容の一部見直しを図りつつ、新たに取り組むのが楽天トラベルとの提携とPR用を兼ねる自動販売機の提案。前者は提携終了したGポイントに代わるかたちで、他社サイトとの連携を予約拡大に生かす。楽天側でニコレン店舗の予約対応が出来るようシステム面で連携。エントリー制で情報掲載の登録料・月間利用料は無料だが、成約手数料が発生する。

 後者はジャパンビバレッジと提携し、FCデザインを施した「ニコレンPR自動販売機」3種類を提案する。飲料水販売による実利とビジネスPRを兼ねた機器提案で、自動車販売ほか異業種でも散見される手法だ。

 同社は今後のFC運営を「従来のブランド拡大期を経て、より一般的な客層にブランド認知を広める時期」と強調、新販促戦略もその一環だ。